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「6次産業化」

2014/07/01

こんにちは、経営戦略・調査分析コンサルタント・中小企業診断士の松本珠恵です。

私は6次産業化プランナーとして、農林漁業者のみなさまの6次産業化をお手伝いしています。

今回は6次産業化の「トレンド情報」をお届けしたいと思います。

■トレンド情報
今回は、トレンド情報として、
①「計画ステージ」からいよいよ「実現ステージ」を迎える6次産業化
②これから注目したいキーワード、「農観連携」
のテーマでお話しします。

①「計画ステージ」からいよいよ「実現ステージ」を迎える6次産業化
農林水産省による「六次産業化・地産地消法に基づく事業計画の認定」は、私もプランナーとして認定申請支援しています。
これは平成23年にスタートしたもので、平成26年5月末時点では、全国で1,916の事業者様が認定されています。
6次産業化では、農産物生産に加えて、加工、流通、販売を取り込んで、バリューチェーンを構築していきます。
メディアでは6次産業化の成功事例が取り上げられることなどから、6次産業化への関心は、ますます高まっています。
6次産業化を大きな流れでみると、これまでは、全国各地で「6次化に取り組む事業者を育てる」「新商品・サービスを検討して事業計画を立てる」という育成・計画ステージがメインとされていたといえるようです。
そしていよいよ今後、6次産業化は「販路を開拓する」「市場を確立する」「収益を確保する」という実現ステージに入ります。
これにより、これまで地域に向けられがちだった事業者や支援者の視点も、今後は全国へ、海外へと、より広く注がれていくと考えられています。

②これから注目したいキーワード、「農観連携」
平成26年1月、農林水産省と観光庁は、農山漁村の活性化と観光立国の実現を図るとする「農観連携の推進協定」を発表しました。
これは、農林漁業者と観光事業者との連携による6次産業化を進め、地域資源の発掘・磨き上げや、新たな需要へ結び付けようとしているものです。
「農観連携」では、
・旅行者のニーズが、訪問先での交流や、食の体験などへと多様化していること
・「和食」の無形文化遺産登録や、2020年のオリンピック東京開催を機に、訪日 外国人旅行者増加が見込まれること

といった動きを6次産業化に取り込もうとしていて、いま農林水産省と観光庁の間で意見交換が図られています。
その具体的な取り組みは、たとえば
・農林漁業体験とグリーン・ツーリズムの組み合わせなど、新たな観光需要開拓・森林浴やアウトドアスポーツなど、森林を活用した観光振興・地域の食文化・歴史的木造建築物など、地域資源の発信強化といったものです。
こうした産業連携の動きも、まさに動き始めようとしています。
そして平成25年に稼働しはじた農林漁業成長ファンドは、いま本格的に軌道に乗ろうとしています。
資金と信用の呼び水になりうるファンドは、それらの取り組みを下支えしていくものと考えられます。
6次産業化の大きな流れを加速させる機会と基盤が整ってきて、今後さらに活発な動きになると期待されているところなのです。

ところで話は大きくかわりますが、農林漁業者の方々が進んでいこうとされる事業領域には、大きく二つの方向性があることをご存知でしょうか?
一つは「合理化と規模拡大」、もう一つは「高付加価値化」です。
農林漁業経営や支援に関わられる方々にとっては、この二つの事業領域を意識される場面も多いのではないでしょうか?

そこで次回の私のパートは、6次産業化の基本に立ち返り、
・課題のある「合理化と規模拡大」と、すすむ「高付加価値化」
・求められる事業領域の明確化と、マーケットインの視点とはなにか
・ブランド力ある北海道農産物をわざわざ加工する必要はあるのか?
といった点について、1分セミナーでご説明したいと思います。

次回のメッセンジャーは、デザインコンサルタント 工業デザイナーの高橋尚基です。 

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