こんにちは
デザインコンサルタントの高橋です。
今週開催された第6回北海道MD研究会は、某所店舗おいて、デザイン思考の「観察実習」を行いました。
「イノベーションは見ることからはじまる」の実践です。
当事者へのアンケートやヒアリングでは決して得られない、定性タイプのフィールドワークリサーチです。
参加人数は弊社スタッフを含め12名
2名ごとのグループに分け、
その店舗のリニューアル/イノベーションを起こすには。というテーマで、観察実習ではそのための気付きを得ます。
先入観なく、直感的な観点から事実を写生する感覚で行う「直感的観察」
対象を要素分けし、その要素の相関関係から観察ポイントを絞って気付きを得る「論理的観察」の2段構えの実習を計画。オリジナルの観察シートを用いて行いました。
終了後の意見交換会では、様々な事実や気付きとそこから得られるアイデアの種にはプロ顔負けのなるほど唸らせる視点もありました。
一方で最初から決め打の観察やこの段階での評論的分析は御法度。
先入観による発想の遮断やノイズが生じてしまいます。
第8回例会の究極のブレインストーミング、第10回ではプロトタイピング作成でさらにこの気付きを具体的にコンセプトへと高めていくワークショップへと進みます。楽しみになってきました!
余談
多くの楽しいという感想もいただきました。
やはり新開発や新しいものを生み出す時は、人が生み出すものですから楽しくが基本かなと思ったりしますね。
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